考えてみれば、現実世界では成功か失敗か
白黒が付くことばかりではありません。
たとえば、好きな人に告白したとしても、
箸にも棒にもかからないほど、ひどい
ふられ方をしたのか、それとも「まず、
お友だちから始めましょう」と言われたのか。
あるいは、はっきりOKはもらえなくても、
しっかり手応えは感じたとか、恋人までは
いかないものの2人だけで話せる仲になった
とか、今はたまたま他の人と付き合っているから
ダメと言われたとか、いろいろな状態がありますよね。
付き合いが始まるきっかけも、「最初の告白で、
OKをもらって付き合った」というわかりやすい
パターンもあれば、「何度か告白したら、やっと
OKをもらえた」とか、「友だちから恋人に発展
した」など、さまざまなパターンがあります。
すぐにはうまくいかなくても、結果的にうまく
いくこともありますので、何が成功で、何が
失敗かなんて、誰にもわからないのです。
一般的に、失敗を恐れすぎる人は、「0か100か」
でものごとを見る傾向があります。
「成功か失敗か」、あるいは「白か黒か」という
2択で考える。中間がないのです。
0か100かでしか物事を見られない。このような
考え方は、「ゼロヒャク思考」と呼ばれます。
たとえばスピーチ大会に出たとき、途中で
少し間違えてしまったとします。
このとき、ゼロヒャク思考の人は、たった
2~3か所を言い間違えただけで、「自分は
できなかった。失敗した」と落ち込みます。
少しでもネガティブな要素があったら、
「もうダメだ、失敗だ」と捉えてしまう
のです。他の人から見ると、「言い間違えた
ところ以外は、すごく上手にできた」と
評価しているかもしれません。
「成功か失敗か」のどちらかしかないとしたら、
世の中のほとんどのことはうまくいってないし、
失敗だということになるでしょう。
「今日は100点満点の一日」ということは
滅多にありませんから、「白か黒か」で
ものごとを考えれば、だいたい「黒」に
なります。
そうなると毎日が楽しくないどころか、
いろんなことがストレス要因になり、
余計ネガティブになってしまいます。
そして、そういう人は「小さなミス」でも
「大失敗」ととらえるので、次にまた
「チャレンジしてみよう」という気持ちも
なくしてしまうのです。ちなみに、
「ゼロヒャク思考」は、メンタル疾患に
なりやすい人の特徴でもあります。
『物事を「0か100か」で捉えるのではなく、
「20」とか「50」とか「90」というように、
グラデーション的に捉えてみるといいでしょう。
物事には、必ず「中間」や「グレーゾーン」が
あるのです。』
次回は、行動する3 数値化で正しく
自己評価する② をお伝えします。
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-29034532"
hx-vals='{"url":"https:\/\/pianodiary.exblog.jp\/29034532\/","__csrf_value":"1e14fc2e09be430a7311655b75232cd53d810e02112ef460ad1fc91bb14980049c6fa79c3b6a85384f66e2915b1692ef1518f04babd716e0c9b1a6347b6cc43d"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">