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書く7 「賢者のワーク」で失敗を学びに変える②

いったん言葉にして整理することで、
苦しい感情を手放すことができるのです。
やってみればわかりますが、非常に
スッキリとした気持ちになります。
そして、たった30分の時間をおくだけでも、
他人の文章のように客観的に(つまり冷静に)
読めていることを実感するはずです。


賢者のワークの効果は絶大ですが、重要なのは
「同じテーマ」について、何度も
行わないことです。「ネガティブな吐き出し」は、
一回で完結してください。次の日に、
その内容を友だちに話したりしないでください。


2週間に3回アウトプットすると、強烈に記憶に
定着します。それを防ぐために、『「たった
1回だけ吐き出して、すべて流して忘れる」
のが、賢者のワークの目的』です。


また、「賢者のワーク」は、「忘れる」ワーク
なので、寝る直前にはやらないでください。


心理療法のテクニックに、悩みやネガティブな
ことをひたすら書き出す「エクスプレッシブ・
ライティング」(筆記開示)というものが
あります。ネットでも「エクスプレッシブ・
ライティング」を推奨する記事がたくさん
出ています。


しかし、「ネガティブ」ばかりを何度も
書き出すと、全くの逆効果になりますので
注意してください。


前述のように、「話す」「相談する」と
ガス抜きになって、ストレス発散できます。


しかし、「相談できる相手がいない」という
人が多い。友だちや相談できる人が
いなくても、自分一人でガス抜きできるのが、
賢者のワークのいいところです。


ネガティブな吐き出しは、一度で
終わらせる。


ネガティブな吐き出しをしたら、必ず
ポジティブな言葉で締めくくること。


それを忘れないでください。



次回は、書く8 「まとめノート」は
究極の勉強法 をお伝えします。


書く7  「賢者のワーク」で失敗を学びに変える②_d0159273_03515805.jpg

by shinonome-saitoh | 2021-12-06 22:39 | 日記