話す14 自分を成長させる「ごめんなさい」の言い方 2
2021年 11月 17日
このフィードバックは、「感情と事実を分ける」
という訓練にもつながります。
簡単なことではありませんが、
そうしたトレーニングを重ねることによって、
感情を切り離して、現実を冷静に
見られるようになります。
友だちとのトラブルや、人に叱られる
ようなことも減っていくはずです。
でも、いつまでも「自分は悪くない」と
言い張っている人は、、「インプット→
アウトプット→フィードバック」のサイクルを
回すことができません。
「悪くない」=「改善すべき点がない」のですから、
成長するはずがありません。
「謝らない人」「謝れない人」は、
自己成長できないまま、同じ過ちを
何度も何度も繰り返し続けるのです。
また、フィードバックは、単なる反省と違い、
「次はがんばるぞ!」というモチベーションにも
つながる「ポジティブな面」も大切にします。
「悪かった点」を修正し、「良かった点」は
次も続け、「良かった点」に力を入れることで
成功確率を高めることができます。
フィードバックすることによって、私たちは
「失敗を経験に変える」ことができるのです。
フィードバックの基本的な方法は、
(1)悪かった点を3つ書き出す
(2)よかった点を3つ書き出す
(3)今後すべきこと、修正点、改善点を
3つ書き出す
この3ステップです。
さらに、ある心理研究によると、
素直に謝ることができる人は、
周囲からの評価が高まることが
わかっています。
多くの人は、謝ると自分の評価が下がる
ように思うかもしれませんが、
結果的には素直に謝った方が相手の印象が
よくなり、得だということです。
「謝ることは、『負け』ではなく、
『フィードバック』です」。
自己成長には欠かせない、
大事な経験になるのです。
次回は、 第4章 書く 書くと記憶力や
学習能力が高まる をお伝えします。
by shinonome-saitoh
| 2021-11-17 04:01
| 日記