「はらっぱ館ティータイムコンサートvol1」盛況に終わる
2014年 11月 18日
リハを少しやりつつ、am10:30の開場までお客様を待っていました。
「自分の弾きたいように弾けば、緊張なんかしないさ!」と思いつつも、
先週、調律の狩野さんから演奏や練習に関する貴重なアドバイスをいただきき、
「それを実践していかなければ、プロとはいえないな…」という気持ちから、
かなり、「それなりの責任みたいなものを抱えていました。」
結果から言えば、そんな大失敗みたいなものはなく(のちにYouTUbeにアップします。)、
「今後の自分の課題が見えてきたなぁ-」、という「録音しても良い演奏」を追求していくことも
また大事かな…と思ったしだいでした。
さてさて、当日の開場時間になりお客様が次々に受付で、飲み物の番号札を受け取り、
会場の中に入って行かれました。
会場はほぼ満席。…ありがとうございます。
このコンサートは、クラシックを中心としたプログラムで構成され、プロの演奏家が演奏し、
珈琲やソフトドリンクを飲みながら、音楽のすばらしさを感じていただき、周りの景色の豊かさに
心癒され、また、大切な楽器(はらっぱ館で使用されたピアノ)を将来~500年先までも~利用していこう…
という企画です。はらっぱ館でコーヒー喫茶をオープンさせたのは、このピアノを大切に守っていこう(
ピアノは使い捨てではなく、補修しながら本来ピアノが持っている「木」の芳醇さが出るまで使い続けていこう
…)とする、私の思いに賛同してくださっての「喫茶オープン」だったのです。簡単に言うと、珈琲1杯\250です
が、材料費を除いた金額は、このはらっぱ館のピアノの修繕費に当てられるということです。
コーヒーもかなり入れ方にこだわっていて、手つきポットのお湯を廻し入れながらフィルターに通していく…
というかなり時間がかかる入れ方です。ですので、珈琲をお客様にお出しするのに時間はかかりますが、
丁寧に一杯一杯作っています。
その珈琲やソフトドリンクをお出しするカウンターです。
途中では、曲目解説とこのコンサートの趣旨を話させていただきました。
このコンサートは、少しでもお客様に文化的な過ごし方をしていただきたい…という思いと、
できるだけ、このはらっぱ館にあるグランドピアノ(YAMAHA C7)を演奏家の方々に使っていただきたい…
そういう思いから出発しています。このピアノはかなりネンキが入っていて、象牙鍵盤はボロボロです。
まずは、この鍵盤を今現在普通にピアノに使用されている「アクリル!?」に変更したいと考えています。
その費用だけでも、7万円かかります。(しかし、この数字はヨーロッパとの直接パイプがある調律師の
狩野さんだからできる値段であり、技術であります。)
この説明をコンサートの中で入れさせていただいて、さらに募金箱を置かせていただいたところ、
思ったよりたくさんの人たちに理解をしていただき、金額も集まりました。(のちほど、はらっぱ館の
ホームページで募金額を公表していただけると思います。)
この企画を毎月1回くらいのペースで行うつもりでおります。
次は、12月14日(日)午前10:30開場、11:00開演~12:00終演予定です。
ピアニストの私とソプラノ歌手の真下祐子(ましもゆうこ)さんの二人で、クリスマスムードを盛り上げる
予定です。
是非、次回もまた楽しみにお越しください。それから、行こうかどうか迷っている方々、どうか、
一度いらしてみてください。
今回、アンケートをとらせて頂きました。よりいいコンサートになるようにアンケートの意見も参考にして、
今後に反映させていこうと思います。
これをご覧になったプロのクラシック演奏家の方々…、まずは、わたしとご一緒にコンサートを
作り上げてみませんか?これから先1年間はノーギャラでがんばらねばなりませんが、助成金の獲得を
めざし、準備中です。
是非、この企画を定着させ「やまがたブランド」にして、仙台や東北各県から、または大都市からも
いらしていただけるコンサートに育てていこうではありませんか。