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美術書を購入…何の為かというと…、

今日、山形市内にある、「紅花書房」というところで、美術書(国、地域別)を全巻
購入しました。(もち、古書だよ~ん。(^^♪))
全24巻、格安でしたぁ。
書房のご主人(庄司さん)(奥様は山形で有名なピアニストです。)曰く、「だいぶ古いものなので~。」ということでしたが、
僕にとっては、貴重です。
僕は、学生を卒業して、山形に戻ってからというもの、ピアノの講習会に東京に出ていたり、
半年に一回ぐらい国内旅行をしたりしていましたが、必ずといっていいほど、その土地の
美術館を訪れていました。…否、お目当ての美術展をめぐる為に、旅行をうまい具合に
ルートを考えたりして…(#^.^#)。
まぁ、それで、「美」への意識がだんだん洗練されていったんでしょうか…(手前味噌)。(^^ゞ
あとは、ちょっとマニアックな小説を読んだりして。
そうしているうちに、「なんだか、お国によって、匂いというか薫りが違うなぁ」って。
それは、もちろんピアノの演奏スタイルを聴いてもお国柄が出てますよね!!
そんなんで、僕は、その作曲者のお国柄や曲のお国柄の「匂い」や「薫り」を表現することに
今は傾倒しようと思ってます。
それで、「これ!↑」購入です。なんと、国毎にまとめてある~←僕向き~。
面倒くさい時は、注釈なんか読みません!^_^;美術館行ってもそう!
解説なんて…よっぽど興味のあることぐらいしか、喰らいつきませんモン。(笑)
「肌で感じること」を重要視してます。だって、音楽だって、一つの音楽聴いたって、感想なんて
十人十色。←むしろ、そうじゃないほうが不自然。←って考えてるから、解説も、
「一応、この人は何を感じているのかな!?」くらいな軽い気持ちで覗かないと、
自分の心がどういう風に感じるのか??←煙につつまれてしまい、自分自身がわかんなくなってしまいます。
というわけで、そのお国柄の共通項は、僕自身がこれから見つけ、深めていくことになり、
他の方の「眼」は、「気にしない」ということになります。
以前、ブログやホームページで、基本は「イタリアに有り」を言いました。
それは、今も変わらず、そう思っていますが、「基本は基本」です。それを、どういう風に
料理、味付けしていくかは、その人それぞれの通う道となっていくと思ってます。
僕は、演奏する毎に、お国の味付けをしたい…と強く望むようになったので、
これが、今、僕の表現したいスタイルなのでしょう。
同時に、なぜ、基本がイタリアにあるのか…を、今、探ってるとこです。
僕が、「基本はイタリアにある」と確信したのは、調律の狩野真さんの言葉や、
イタリアから来日したイワンさんの演奏を聴いて、納得したからです。
でも、その先が知りたくなりました。←ちょうど、知れる材料を見つけました。←とある本です。
それは、また、今度、いつか、お話しましょう。(^^♪
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by shinonome-saitoh | 2010-07-01 13:23 | ピアノ 演奏会 発表会関連記事